ローヤルゼリーの歴史

アリストテレスもローヤルゼリーを知っていた!?

ローヤルゼリーの歴史をさかのぼってみましょう。
紀元前のエジプト文明では、ピラミッドの壁画にミツバチとの関わりが描かれており、すでにその頃からぼくらのご先祖さまと人との関係は始まっていたようなのダ。
文献として初めて歴史に登場するのは、古代ローマのアリストテレス(B.C.384〜B.C.322)の時代。彼は哲学者として様々な著書を残しましたが、そのひとつ「動物誌」の中には『濃厚な蜂蜜に似た淡黄色の柔らかいもの』との記述があり、それは紛れもないローヤルゼリーの事に違いないのダ。ハチミツとは色も味覚も異なるクリーム状の液体の中に浮かぶミツバチの幼虫が、やがて女王バチへと成長することを知った彼は、ローヤルゼリーが女王バチを生み出す“魔法の鍵”だと理解するに至ったと言うのダ。今から2000年以上前の話ですヨ!

ローヤルゼリーとアリストテレス
▲ローヤルゼリーとアリストテレス

ローマ法王の命を救ったローヤルゼリー

近代におけるローヤルゼリーの発見は18世紀とされています。
19世紀になるとローヤルゼリー製品が世に出はじめ、「奇跡の霊薬」「不思議な薬」「魔法の液」と言われブームとなるのダ。
20世紀に入り、1952年にはフランスでローヤルゼリーが販売され、それと時を同じくし、各地の病院ではローヤルゼリーを薬品として実験的に処方した結果、1954年には保健省の認可を得ることとなったのダ。そして、その話が評判となっていた頃、ローマでは齢80歳を越えたビオ12世が倒れ、危篤状態に陥っていたそうです。その時の医師がフランスのローヤルゼリー製品の処方を続けたところ、法王の精気がみるみる快復し奇跡的に健康を取り戻したといいます。まさにローヤルゼリーの驚異のパワーですのダ。

ローヤルゼリーとローマ法王
▲ローヤルゼリーとローマ法王

近代におけるローヤルゼリーの歴史

ローマ法王の命を救ったという報告は、1955年の国際学会で発表されましたのダ。そしてその後、1958年に開催された第12回世界養蜂家会議の席ではローマ法王自ら主席してミツバチを讃える演説を行なったのです!誇り高いぼくらの歴史ですネ。そのニュースは世界的に報道され、次いでドイツでも製剤が作られるようになり、やがて、世界的に普及していったのダ。
さらに旧ソ連では、100歳以上の長寿者の大半が養蜂家であることが発表され、その普及に拍車がかかったと言われてますヨネ。こうして不思議な効力をもつローヤルゼリーは、世界の注目を集めるようになったのダ!

ローヤルゼリー
▲ローヤルゼリー

ローヤルゼリーの日本での普及

さて、日本においては、明治22年農学博士の玉利喜造先生が「王家の舐物」という名称で紹介したのを受けて、1959年にはある週刊誌が『不老長寿の新薬現る?』と題した記事を掲載して国内に大きな波紋を投げかけましたノラ。日本におけるローヤルゼリーの歴史は、まだまだ浅いといえるかも知れませんが、古式養蜂に見られるハチミツ採取では、ハチミツ、プロポリス、ローヤルゼリーが混ざったものを食べていたわけですから、あるいは西洋同等の歴史があるかも知れませんネ……。

ローヤルゼリーと日本
▲ローヤルゼリーと日本

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